“空の波打ち際”の創造
もっと多くの人たちに、グライダーや飛行機を身近に見て、触れて、そして空と友達になって欲しい。海辺で人々が海と自然に戯れることができるように、人と空とが自然に触れあえる“空の波打ち際を創る”ことをコンセプトに、たきかわスカイパークは作られました。
たきかわスカイパークは公園と飛行場の機能を有する日本で最初の本格的航空公園で、総面積約50haの広大な敷地に、滑空場(メインランウェイ:800×20mほか)を中心として遊歩道や遊具(ブランコほか)、スカイミュージアム(航空動態博物館) 、キューロッジ(宿泊施設)、ハブハウス(管理棟)など、様々な施設が揃っており、家族連れが自由に遊びながらグライダーの飛行を見ることが出来ます。
滑走路(滝川滑空場)
「たきかわスカイパーク」の滑走路は、滝川市中島町石狩川河川敷にあります。滑走路はメインランウェイ(800×20m・舗装)、グラスランウェイ(1200m×50m)、ウィンチレーン(1150m×2本)の3種類があります。
- 位 置 : N43°32′58″(32.965″) E141°53′39″(53.649″)
測地系:WGS84(内10進法)
基準点:舗装滑走路中央
(注)2006年9月6日基準点を改めました - 標 高 : 23m
- 諸 元 : 1400m×200m 01/19(舗装滑走路800m×20m)
- 路 面 : 舗装滑走路及び草地
- 空域情報 : 航空交通管制区内(300mAGL以上)
- 飛行援助用無線局(タキカワフライトサービス):130.65MHz
スカイミュージアム(航空動態博物館)
スカイミュージアム(航空動態博物館)は、格納庫と博物館とを兼ねた建物で平成5年にオープンしました。最大30機程度のグライダーを格納することができ、現役の航空機をそのまま展示する博物館として一般に開放しています。
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:夏期(4月中旬~11月中旬)無休
冬期(11月中旬~4月中旬)土・日・祝祭日、年末年始
※2022年度は11/12から冬期運営となります。
また年末年始の休館は12/26から1/6までとなります。
入館料:一般:320円、高校生:210円、小学生・中学生:100円
(ただし、夏期間の個人の見学については無料)
※2019年10月1日より、消費税率改正に伴う条例改正により入館料が変更になりました。
その他:
・夏期は地上・飛行展示のため、航空機が格納されていないことがあります。
・団体利用の場合は事前予約が必要になります。
Cu(キュー)ロッジ(航空科学研修センター)
Cuロッジは、たきかわスカイパークにフライトをしに来た人たちが宿泊するためのゲストハウスです。(Cu(キュー)とは「積雲(Cumulus)」の意味。晴れた日に空に浮かぶ「わた雲」のことで上昇気流の発生サイン。ソアリング(滑翔飛行)の目印になります。)
施設としては簡易なものでベッドルームの他、宿泊者用WIfi、共用のシャワー、トイレ、自炊用キッチン、洗濯機などを備えています。
20人程度が宿泊でき、トレーニング後のダイニングルームではフライト談義に花が咲きます。
ハブハウス(航空公園管理棟)
ハブハウスは、たきかわスカイパーク職員事務所と喫茶リリエンタールのほか、図書コーナーや気象観測室、教室などがあり、トレーニング前の気象ブリーフィングなどもここで行います。
喫茶リリエンタールではコーヒーや軽食などを扱っています。滑走路も見渡せますので、天気のよい日に飛行するグライダーをのんびりと眺めながら、ティータイムはいかがでしょうか?
スカイスポーツグッズも扱っていますので、興味のある方はぜひ一度おいで下さい。