2016ヴィンテージグライダー復旧プロジェクト報告会

滝川を拠点に進めておりますヴィンテージグライダー復旧プロジェクト。メンバーの努力により、今年度ついにMG19シュタインアドラー(1958年オーストリア製)の復旧後初飛行に漕ぎ着けることができました!

つきましては、今年度の活動報告を下記のとおり開催いたします。グライダー愛好者に限らず、興味のある方の出席大歓迎ですので、ぜひお誘い合わせのうえお越し下さい。復旧メンバーも随時募集中です!

            記

日時:平成29年2月11日(土) 10:00~11:30
場所:航空会館 204会議室 (東京都港区新橋1-18-1)
内容(案):平成28年度活動内容報告
       今後の復旧活動予定   等

なお、会場の関係上、ご参加を希望の方は1月31日(火)までに
滝川スカイスポーツ振興協会事務局までご連絡下さい。

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安全に関する和訳文献

中部日本航空連盟の吉田主任教官から安全に関する和訳文献を多数いただきましたので、紹介いたします。
シーズンオフの間に、さまざまな知識を増やしておきましょう!^^

有効な見張り技術を身につけよう
丸伊さんの事故の時に「見る」ということをいろいろ考え、調べた時に出会った文献です。この文献に書かれている内容を理解し、見張りが上達したのを実感しました。

低酸素症と酸素供給装置
本年5月に福島県上空で発生したグライダー事故が低酸素症によるものであることがわかってきたことから和訳されたそうです。

スピン対策
今年の3月、そして10月に発生したスピン事故から、スピン対策が喫緊の課題となっております。様々な文献からスピンに対する理解を深めてください。

安全に山を飛ぶために
私もNZでフライトする時に参考にしている文献です。さすがフランスを代表するグライディングセンターが発刊しただけあって、山を飛ぶ時の安全ポイントが実によくまとめられています。ヨーロッパアルプスだけでなく、日本(北海道)の山を飛ぶ時にも全く同じです。

Skew-Tダイアグラムの読み方
安全に関する文献ではありませんが、ソアリングパイロットがきちんと理解しておくべき内容です。

※出典は、それぞれの文章内に表示されています。

 

スピンに対する認識

滝川では2016年のフライトシーズンが終了しましたが、この冬の間に身につけていただきたいスピンに対する認識を皆様にご紹介いたします。

来シーズンになったら、実技でも確かめてみましょう。
SATAでは櫻井玲子氏の指導の下、異常回避訓練の導入を進めます。

『異常姿勢回避訓練の取り組み』はこちら
出典:空のワルツ(一般社団法人日本女性航空協会機関誌)No.680

『異常姿勢回避巡回教導』(その1)はこちら
『異常姿勢回避巡回教導』(その2)はこちら
出典:Turn Point 2011/11(Airworks社)